近年の取り組み




B-FREE 〜市バス・地下鉄見学会〜

 2004年10月3日(日)、青年女性委員会が中心となって行っているB−FREEが、神戸市交通局名谷車両基地において開かれました。一般市民など約2000人の方々がご来場され、まず、地下鉄関係では、地下鉄車両工場内の見学や運転シュミレーション体験、車内に乗って洗車機を通る車両入れ替えなどがあり、市バス関係では、福祉・環境に配慮したバスの展示なども行われました。
 廃品コーナーや出店も開き、その収益金10万円を「神戸交通遺児をみまもる会」(会長 矢田立郎神戸市長)に寄付しました。

廃品コーナーには人だかりも 家族連れで車両基地内を見学

 
 
懐かしの市電 ボンネットバスから、最新のCNGバスまで





2004年度市バスすいすいキャンペーン ひと まち 結ぶ 市バス・地下鉄 メインイベント

 2004年10月16日(土)、西神中央駅前の西神プレンティ広場において、キャンペーンイベントが開かれました。
 市バスパレードの出発式には、矢田市長にも駆けつけていただきました。
 市労連・市会・警察・神戸市・自治会関係の大勢の方々に来賓として出席いただき、テープカットの後、パレードに出発しました。
 催しのパート2は、神戸市消防音楽隊の演奏から始まり、吉本興業の3組のタレントを招き、プレンティ青空漫才会を開催。それと平行して、各支部から持ち寄った寄付品によるフリーマーケットや屋台コーナー、ストラックアウト、ミニSL乗車等、多彩な催しで市民とともにお祭り的な企画を行うことができました。
 フリーマーケットなどによる収益金226,475円については、神戸市社会福祉協議会(市社協)に寄託し、被災地等も含めた市社協での活用を要請しました。

神戸市立科学技術高校メディア写真部のご好意で、キャンペーンイベントの模様のページを作っていただきました。

こちらからどうぞ ↓
 





ACT SURVAIVAL MISSION 2004 セミナー 「本物の時代から本当の時代へ」

 2004年11月29日、組合役員幹部と神戸市交通局幹部を集めてセミナーを開催。神戸交通労働組合とサポーター関係にある香取貴信先生をお招きし、サービスの原点を見直す講演をいただきました。

  香取貴信氏のご紹介

現在、香取感動マネジメント代表取締役。
著書に、『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった―そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ!』『他の店が泣いて悔しがるサービス―人生で大切なことはすべて接客で教わる! 』『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった〈2〉熱い気持ち編』『英語版 社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 』がある。

2003年6月に行われた神戸交通労組主催「サービスマインドセミナー」の講師を務め、健康運動士の百瀬和子氏とともに、互いに協力し合うサポーター関係となった。

「有限会社 香取感動マネジメント」HP
http://www.e-storybank.com/
感動のサービスについて講演する香取講師





2004 KOBEイルミネーションバス〜あたたかさと絆を灯りにのせて〜(イルミネーションバス運行実行委員会)

 阪神淡路大震災による犠牲者の鎮魂と神戸復興のシンボルとして開催される「神戸ルミナリエ」。
 「神戸ルミナリエ」のあたたかい灯りを、直接会場に行くことができない方にもお届けしたいとの想いから、約1万個の電飾を施した市バス車両「KOBEイルミネーションバス」の制作・運行を企画いたしました。
制作にあたっては基本デザインを神戸芸術工科大学の学生の皆さんに、バスに取り付けるパネルの制作を神戸マイスターの井上誠さんにお願いしました。
 また、ご賛同をいただいたみなさんから、ご提供いただいた心あたたまるプレゼントも一緒にお届けしました。
なお、本年度は、「震災10年 神戸からの発信」事業として位置づけ、訪問先の代表者がオブジェ(イルミネーションバスのミニチュア)にひとつづつ灯りをともし、その完成したオブジェを「阪神淡路大震災1.17のつどい」に出展いたします。
 2004年12月13日(月)〜12月26日(日)の期間を通して、のべ200人以上の神戸市交通局職員・組合員がボランティアとしてイルミネーションバスの運行を支え、当初予定しておりました市内の特別養護老人ホーム(34か所)、児童養護施設(7か所)、知的障害者施設(12か所)、身体障害者施設(5か所)、精神障害者施設(1か所)、重症心身障害児施設(2か所)の計61か所を訪問し、およそ3,609人のみなさんに灯りをお届けすることができました。 【昨年実績:49施設 2,959名】

イルミネーションバス運行実行委員会
 名  称:KOBEイルミネーションバス運行実行委員会
      (神戸交通労働組合、NPO 法人さをりひろば、学校法人育成学園神戸国際調理製菓専門学校、神戸市交通局)
 委 員 長:武田 茂 (神戸交通労働組合執行委員長)

 





2004 KOBEイルミネーションバス新潟派遣(イルミネーションバス運行実行委員会)

 新潟県中越地震の被災者への冬季における励まし、元気づけの一助となることを目的に、約1万個の電飾を施した神戸市バス車両「KOBEイルミネーションバス」が被災地を訪問し、「光の出前」として、復興を祈る「神戸ルミナリエ」のあたたかい灯りを届けました。
 また、「震災10年 神戸からの発信」の一環として、10年前の阪神・淡路大震災時の支援に対する感謝の気持ちをこめて、震災の経験や教訓をともに語り合う市民交流会を開催しました。

(1)2005年1月21日(金)〜23日(日) 長岡市(仮設住宅訪問)

  21日(金) 17:30〜17:45 長岡市役所表敬訪問(長岡市役所正面玄関)
  22日(土) 長岡中央地区仮設住宅
         <操車場跡地B地区223戸、C地区236戸 計459戸>
         14:00〜16:00 市民交流会(開催場所:デイサービスセンター集会所)
         16:00〜17:00 イルミネーションバス訪問(開催場所:デイサービスセンター駐車場)
         18:00〜19:00 ロイヤルチェンバーオーケストラ被災地慰問コンサート参加
                   (開催場所:長岡リリックホール駐車場)
  23日(日) 長岡ニュータウン地区仮設住宅
         <陽光台327(289)戸、青葉台127(116)戸、新陽178(157)戸 計632(562)戸>※カッコは実数
         13:00〜15:00 市民交流会(開催場所:陽光台C集会所)
                   神戸市民3名、「震災10年 神戸からの発信」事務局スタッフ2名が参加。
                   訪問時に、神戸南京町名物の豚饅頭を持参し、調理のうえ交流会参加者へ提供。
                   また、仮設住宅全戸に「神戸ふれあい工房」のクッキーと、
                   「イルミネーションバス」チョロQをプレゼントした。
         16:55〜17:10 イルミネーションバス訪問(開催場所:新陽仮設住宅集会所)
         17:20〜17:35 イルミネーションバス訪問(開催場所:青葉台仮設住宅集会所)
         17:45〜    イルミネーションバス訪問(開催場所:陽光台C集会所)
         ※17:56 新潟県中越地震発生から3ヶ月目のため1分間の黙祷

 
長岡中央仮設住宅訪問 長岡ニュータウン地区新陽仮設住宅訪問

(2)2005年2月18日(金)〜19日(土) 十日町市(第56回十日町雪まつり参加)

  18日(金) 17:30〜20:00 雪まつり参加(開催場所:キナーレひろば)
         ※17:56 新潟県中越地震犠牲者に1分間の黙祷

  19日(土) 13:00〜14:00 十日町市長表敬訪問(コミニュティひろば)
         17:30〜20:00 雪まつり参加(開催場所:キナーレひろば)
         ※17:56 新潟県中越地震犠牲者に1分間の黙祷

 
第56 回十日町雪まつり参加(コミュニティひろば) 第56 回十日町雪まつり参加(キナーレひろば)


山古志村と十日町市の人たちを励ます応援歌が作られました。

「山古志へ帰ろう」
 どんなにつらくても すべて失っても
 命続く限り 笑顔絶やさず
 みんなで助け合って 手を取り合って生きよう
 山古志へ 山古志へ
 山古志へ 帰ろう

 雪舞う大地に 肩寄せあって
 もう何も恐くない みんなここにいる
 空は果てしなく 希望へと続く
 山古志へ 山古志へ
 山古志へ 帰ろう


「『十日の町へ』〜灯花の町へ〜」
1 何ができるか わからないけど
  僕たち 神戸から やってきたんだ
  十日の町に 灯(ひ)をともすため
  勇気と愛を とどけに来たんだ
  頑張ろう! 手をとりあって
  頑張ろう! 春はもうすぐ
  野に咲く花みたいに 今日をやさしく たくましく

2 地は揺れ 川は破れ 山は崩れ
  大事な家(うち)や 仕事も失った
  だけど もっともっと 大切な命ある限り
  なんとかなるさ
  頑張ろう! 手をとりあって
  頑張ろう! ゆっくり少しずつ
  野に咲く花みたいに 今日をやさしく たくましく

  頑張ろう! 手をとりあって
  頑張ろう! 春はもうすぐ
  頑張ろう! 手をとりあって
  頑張ろう! ゆっくり少しずつ
  野に咲く花みたいに 今日をやさしく たくましく





支部解散大会

 神戸市交通局の経営改革プラン「レボリューション2004」による自動車事業の管理委託が2005年4月1日からスタートすることから、3つの支部が解散することとなりました。そのため、2005年3月4日に須磨自動車支部、3月6日に魚崎自動車支部、3月8日に松原自動車支部の解散大会が執り行われました。
 それぞれの支部大会では、役員・来賓の挨拶の中で、これまでの闘いの経過を振り返り、諸先輩とともにつくってきた支部の伝統や成果を確認し、支部としては一定の締めを行い、一人ひとりが違う道に進むことになるが、出身支部の魂を忘れないよう、明日につなげてがんばっていこうと誓い合いました。

   魚崎営業所

1968年3月 魚崎運輸事務所開設
1968年7月 魚崎支部結成
1978年8月 現営業所・車庫建物完成・移転
1987年4月 魚崎営業所に名称変更
1999年4月 貸切観光バス事業廃止
2000年4月 定期観光バス事業廃止
2004年4月 登山バスを民間移譲
2005年4月 管理委託
    
   松原営業所

1947年8月 松原運輸事務所・車庫・工場開設
1947年9月 松原支部結成
1971年3月 市電路線全廃
1984年3月 現営業所・車庫建物完成
1984年10月 神戸駅前バスターミナル完成
1987年4月 松原営業所に名称変更
2005年4月 管理委託
    
   須磨営業所

1947年9月 支部結成(市電時代)
1966年4月 市バス須磨運輸事務所開設
1971年2月 現営業所・車庫建物完成
1971年3月 市電路線全廃
1987年4月 須磨営業所に名称変更
2005年4月 管理委託





神戸交通労働組合60周年記念式典

 組合結成60周年事業の記念式典が、2005年3月9日、総勢約350人が集い、舞子ビラにおいて開催されました。
 記念式典の第一部は、あじさいホールにおいて記念講演会として、伊予鉄道経営戦略本部リーダーの西野元氏より、「伊予鉄道の経営改革の取り組みについて」の講演をいただきました。お客様の利便性とニーズをお客様の立場に立って考えることの基本が示され、私たちが取り組んできた内容と共通した取り組みが多く示され、具体的な経緯や手法が述べられ、参加者各々がこれからの21世紀における理想的な公共交通体系構築をめざすヒントと勇気をいただきました。
 つづいて、ばっしー君カー・ゆうちゃんカーのお披露目が中庭で行われました。除幕式で初めてお披露目された2台の車は、「かわいい」という表現がピッタリで、特に小さいお子さんに評判になること間違いなしの出来映えです。今後、PR活動などに有効活用していく予定です。
 その後、第二部の記念レセプションが、本館3階舞子の間で行われました。神戸交通のこれまでの取り組みをスライドで紹介し、矢田神戸市長をはじめ、都市交・市労連など、大勢の来賓からの挨拶をいただき、60年の闘いを振り返りながら懇親を深めました。

 
西野氏よりサービス向上に向けた講演をいただきました 除幕式でばっしー君カー・ゆうちゃんカーの御披露目がおこなわれました
 
矢田市長からお祝いの言葉をいただきました 総勢350人の方々に集まっていただきました


<記念式典で配られた60周年記念グッズ>







5.15沖縄平和行進

 2005年5月12日〜16日、沖縄平和行進に神戸交通労働組合から青年女性委員2名が参加。梅雨入りした沖縄を4日間かけて行進を行い、各地の米軍基地をめぐり、県民の方々と一緒になって反戦・平和を訴える運動であり、現地で沖縄の基地問題等に触れることができました。

5月12日 〜5.15沖縄平和行進 全国団結式〜

沖縄到着後、お昼から全国団結式が開催されました。『5.15沖縄平和行進』は、全国の労働組合を中心に有志が年1回沖縄に集結し、2万人を超える人間が3つのコースに分かれ沖縄本島と2つの離島を含む各地で反戦・平和を訴えるデモ行進を行います。初日の12日はその全員が県立武道館に集結し団結式を行いました。会場には全国各地から集結した労働組合の団旗が掲げられ、その数と熱気に圧倒されました。各コース東コース、西コース、南コースと3つに分かれます。それぞれのコースのリーダーや全コースを統括する団長、副団長、また平和運動センターの議長から挨拶が行われました。最後に団結ガンバローの後、各コース初日のデモ行進を行う地区に分かれて行きました。
西コースは武道館からバスに乗り『5.15沖縄平和行進』のスタート地点へ向かいました。到着後出発式が行われ、曇り空の中、長い道のりの第一歩を踏み出しました。初日ということもあり2キロと短いデモ行進でしたが、沿道から手を振ってくれる、おばあさんや子供たちを見ていると段々と平和行進をしている実感が湧いてきました。1時間程でゴール地点の名護市役所に到着しました。その後、名護市役所前で抗議集会が行われ、最後に団結ガンバローの後宿泊地へと向かいました。

5月13日 〜伊江港ひろば⇒B&Gセンター〜

2日目は本部新港よりフェリーで伊江島に渡りました。伊江港では島の方々が手を振り、旗を振り温かく行進団を迎えてくれました。到着後、出発集会が行われ雨の中での行進となりなりました。今回で28回を数える『5.15沖縄平和行進』ですが伊江島での行進は初めてということで沿道や小学校、幼稚園などから多くの声援を頂き、行進団も声援に応えシュプレヒコールを叫びながら、午前中の5キロを行進しました。昼食はボランティアの方々が用意してくれたお弁当やお茶、黒糖を食べて休憩しました。昼休憩に入ってほどなく、今まで止んでいた雨がまたパラパラと降り出し、休憩が終わる頃には本降りになっていました。昼からは土砂降りの雨の中での行進となりサトウキビ畑の中を一歩一歩、歩んで行きました。行進していくうちにフェンスで囲まれている施設らしきものが、畑の向こう側に見えてきました。その施設は米軍通信隊の施設で、フェンス沿いに並んで施設に向かい抗議の声をあげました。そこから2箇所の給水所で休憩しながら、6キロをゴール地点に向かい行進しました。ゴール地点のB&Gセンターに着くと地元の方々が手作りのお菓子と冷たいお茶で出迎えてくれました。一息ついた後、そこから歩いてすぐのところにある「命どぅ宝の家(反戦・平和資料館)」を見学しました。「命どぅ宝」(ヌチドゥタカラ)とは、沖縄の方言で「命こそ宝」という意味です。この資料館は戦中・戦後の伊江島で起こった悲惨な出来事を、当時のままの形で多数の資料が展示してありました。この資料館の見学を通して命の尊さ、平和の大切さを実感することができました。見学を終え2日目の日程は終了しました。

5月14日 〜読谷村役場⇒嘉手納基地⇒北谷町役場〜

3日目は伊江港からフェリーに乗り本部神港からバスに乗換え、出発集会の行われる読谷村役場へ向かいました。出発集会終了後、昨日から降り続く雨の中デモ行進となりました。歩き始めて10分も経たないうちに靴も靴下もずぶ濡れになってしまいます。2日目の伊江島ののどかな風景とは違い、車の往来が激しい国道沿いを歩いていきます。3日目の行進は米軍基地のフェンス沿いにシュプレヒコールを叫びながら進んでいきます。行進団の横に続くフェンスは歩けど歩けど途切れることはありません。フェンスの内側には広大な米軍基地が続き、軍関係の車両や保冷車、スクールバスまで走っていたのには少し驚きました。基地敷地内には住宅、学校、病院、スーパー、娯楽施設まであるそうです。在日米軍基地の75%が沖縄県にあるというのも納得できます。歩き始めて3時間、途中基地に向かい抗議集会を行いながら昼食場所の中央公民館に到着しました。

昼食を食べ一息つくとあっという間に出発の時間になりました。昼からは中央公民館を出発し、嘉手納基地沿いを歩き北谷町役場までの8キロを行進します。歩いていてふと気が付くと沿道や歩道橋の上に報道関係のカメラがずらりと並び、テレビ局のインタビューや新聞社の取材などを受けている参加者も多数見受けられ、『5.15沖縄平和行進』が全国で注目されていることを再確認しました。嘉手納基地第4ゲートの前で抗議集会を行い雨脚の強まる中、給水を取りながら6.5キロ先のゴールを目指して反戦・平和を訴えながら行進していきました。ゴール後到着集会が行われ3日目の日程は終了しました。

5月15日 〜北谷町⇒普天間基地⇒宜野湾市・森川公園〜

行進最終日、今日の大きな目的は普天間基地包囲行動『人間の鎖』を完成させることです。沖縄に来て4日目、本格的に行進を始めて3日目、最近の平和行進の中では今回の歩く距離は短い方だと聞いていたのですが、連日雨の中を行進して疲労がたまり"足が棒"とまでは言いませんが、歩いているといつもより重く感じました。この日は、今まで分かれて沖縄各地を行進していた3コースの参加者全員が普天間基地包囲行動を行うために、普天間基地に隣接する森川公園に平和行進を終え集結しました。その後、『5.15平和行進総括集会』が行われ昼食をとり、14時から普天間基地を包囲する為、基地のフェンス沿いを歩いていきました。とても険しい山道を黙々と歩いていきます。この包囲行動には沖縄県内外から2万3850人の方々が終結し、大きな、大きな『人間の鎖』で普天間基地を包囲することができました。包囲行動終了後、最後の取組みである『5.15普天間基地撤去、県内移設に反対する県民大会』に参加する為に宜野湾市海浜公園屋外劇場を目指し行進していきます。ゴールの海浜公園にある鳥居をくぐるとみんなガッツポーズしたり、周りの参加者と握手をしたりと行進を終えた達成感と、お互いを称えあう称賛の声で沸き返りました。その後の県民大会では、各代表から連帯の挨拶が行われ、アピール提案を最後に全員の拍手で確認し、長いようで短かった『5.15沖縄平和行進』が終了しました。

5月16日 〜フィールドワーク〜

5日目は大阪交通主催のフィールドワークが行われ、最初に『ひめゆり平和記念資料館』の見学へと向かいました。この資料館では沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒と教師が沖縄戦に巻き込まれていき、最後には今まで日本軍に従い医療活動などを行ってきた学徒に対し「解散命令」が出され、自らの身を守るすべも知らない女学生達が戦場へと投げ出され、多くの女学生が亡くなっていった。この事実に関する多数の写真や映像などが展示されていました。

その後、現地案内人の有利さん(沖縄県平和祈念資料館友の会)の案内で沖縄戦時に使用されたガマ(自然洞窟)を見学しました。ガマの入口は人一人がギリギリ通れるぐらいで、中は鍾乳洞のようになっており、洞窟が奥へと続き突き当りには大きな空間が広がっていました。戦時中このガマの中には、戦火が激しくなる中非難してきた住民と、後からこのガマを見つけ入ってきた日本軍の兵士が隠れていたそうです。有利さんはこのガマの中で起こった悲惨な出来事を語ってくれました。中にいた住民は水でさえまともに飲めず真っ暗な闇の中、一人また一人と亡くなっていったそうです。このガマでは無かったそうですが、他のガマでは「集団自決」が多数起きたそうです。沖縄戦で亡くなられた方に対し「二度と戦争を起こさない」と誓いの黙祷を行いこのガマを後にしました。

次に沖縄県平和祈念資料館の近くにある韓国人慰霊碑に向かいました。この慰霊碑は戦時中、強制的に日本に連れてこられ亡くなられた韓国の方々のために建てられたそうです。この慰霊碑の前で有利さんは「この戦争において日本は、他のアジアの国々に対し非道なことを行ってきた加害者であることを忘れてはいけない」と話されていました。その後、平和の礎を見学しフィールドワークは終了しました。





神戸交通労働組合第59回定期大会

 2005年6月22日、神戸交通労働組合の第59回定期大会が、神戸市勤労会館7階大ホールにおいて開催されました。
 来賓挨拶では、矢田神戸市長、田川都市交中央執行委員長代行、本多市労連委員長、北条連合兵庫会長など関係団体代表、また、国会・県会・市会、政党関係代表から挨拶を受けました。
 大会では、活動経過報告や運動方針などの各議案が満場一致で承認されました。議事終了後、機関紙コンクール表彰式、大会宣言・大会スローガンの採択、功労者表彰が行われ、最後に、北山執行委員長の発声による団結ガンバロウを三唱して終了しました。

矢田神戸市長から来賓挨拶をいただきました 夢と希望・元気の出る神戸交通を目指して、団結ガンバロウを三唱





日本都市交通労働組合第70回定期大会

 2005年7月12日・13日、長野県松本文化会館において、都市交第70回定期大会が開催されました。
 田川中央執行委員長代行は、挨拶の中で、(1)公営交通の維持・存続の取り組み(2)公務員バッシングと2005賃金闘争(3)平和・政治課題(4)地公三単産組織統合問題(5)法令遵守・不祥事再発防止などにふれ、活発な討論を行うよう要請し、議事に入りました。
 活動報告や運動方針で活発な論議が進む中、神戸交通からも、元気の出る新しい公営交通のフレーム作りについて提言を出しました。
 大会では、討論後、執行部提案どおり承認され、2005〜2006年度の新役員が選出され、終了しました。
 今大会では、新役員に神戸交通出身の武田氏が中央本部書記長に就任されました。また、機関紙コンクール表彰式では、職場新聞の部で「けいてき」(魚崎自動車支部)が入選作品として、表彰状の授与を受けました。

 
活発な論議が進められた大会風景 新執行部を代表して挨拶をする山岸中央執行委員長





2005市バスすいすいキャンペーン

 2005年度の市バスすいすいキャンペーン(走行環境改善キャンペーン)が、8月18日(木)〜9月6日(火)に取り組まれました。
 パネル展示では、地下鉄海岸線ハーバーランド駅において、「高校生から見た神戸の公共交通(市内の高校生による調査研究レポート)」「迷惑駐車の実態」の展示が、8月20日(土)・21日(日)・27日(土)・28日(日)、9月3日(土)・4日(日)・5日(月)・6日(火)にそれぞれ行われました。
 しかし、9月6日に予定されていたパレード出発式や屋内イベントは、台風14号の影響で中止されました。

 
ハーバーランド駅でのPRティッシュ配布 神戸駅ターミナルでのPRティッシュ配布




交通フェスティバル〜B−FREE BUS@SUBWAY〜

 神戸交通労働組合青年女性委員長が中心となって企画した「B−FREE」が、今年度も名谷車両基地において、2005年11月6日(日)に開催されました。
 今回は、特に交通局との連携で「交通フェスティバル2005」と銘打ち、PRも行いました。
 当日は、あいにくの雨模様の天気でしたが、主催者側の心配を吹き飛ばすように、3500人にも上る参加者が足を運んでくださいました。
 イベントは、家族連れの皆さんを中心に、楽しんでいただける内容を中心に趣向が凝らされました。
 市電が走っていた頃の街並みを再現したジオラマの展示や、市バスや地下鉄の運転席での写真撮影、研修所施設での運転シミュレーション体験、軌道検測車の乗車などは大変人気が高く、多くの子どもさんが歓声をあげていました。
 また、吉本興業のタレントによるお笑いステージも加わり、時間いっぱいまで楽しんでいただきました。

会場入り口 屋台
 
 
軌道検測車の乗車会 市電庫の見学会
 
さまざまな市バスの見学会 転轍機の動作体験会
 
駅業務の体験会1 ゲームコーナー
 
運転シミュレーションの体験会 地下鉄運転台の体験会
 
Nゲージ展示会 プレイランド
 
地下鉄車両の車庫内見学会 ミニバス・ミニ地下鉄




KOBEイルミネーションバス2005 点灯式

 イルミネーションバスが、今年も12月9日〜22日までの予定で、元気よく運行します。
 今年は、西須磨幼稚園の園児によるクリスマスソングと、アイランドミュージックによるイルミネーションバスのテーマソングをひとつのCDにして、各施設にプレゼントをします。
 組合が企画し、一昨年から始まったイルミネーションバスですが、市民に定着し、大好評です。今年もルミナリエの日程に合わせ、ハートフルデーが開催された、12月7日午後5時から、点灯式を行いました。
 過去2年間での実績が広がり、市役所一号館前には整理がつかないほどの多くの市民が詰め掛けました。
 点灯式には、製作にご協力いただいた、神戸芸術工科大学 曽和具之氏、神戸広告美術マイスター 井上誠氏、プレゼントにご協力いただいた、アイランドミュージック 権藤浩勝氏(地下鉄運輸サービス課乗務区長)、学校法人 西須磨幼稚園の園児 約50名をお招きし、リレートークによる想いをお話しいただいたり、幼稚園児によるクリスマスソング合唱、写真撮影等を行いました。
 最後に園児から花束を頂いた、バス運転ボランティア代表の早田中央支部青年女性委員長が運転し、ばっしー君カー、ゆうちゃんカーと共に、華々しくイルミネーションバスが出発しました。
 このイルミネーションバスでは、組合がボランティアを募り、イルミネーションバスの運転や訪問施設での司会進行、PA機器操作、会場整理などを行なっています。

 
点灯式では、幼稚園児の合唱や、ご協力いただいた方から温かいメッセージが送られました 運転ボランティアを代表して、園児から花束を受け取る中央支部青年女性委員長




神戸まつり・おまつりパレード

 2006年5月13日に行われた神戸まつりの「おまつりパレード」に、市バスすいすいキャンペーンの一環として「神戸市交通局・神戸交通労働組合」として参加しました。
 当日は、ばっしー君カー&ゆうちゃんカーのほか、ボンネットバス、中型CNGノンステップバス、シティループバスがパレードに参加。参加車両には、抽選で招待された「市営交通友の会」の会員(子どもさんを含む家族)が乗られ、沿道の観客に手を振っておられました。
 追記:スルッとKANSAIから、バス5台(南海、京都バス、大阪市バス、阪急、神姫)もパレードに参加しました。

 
ばっしー君カーを先頭に、市バスが出発しました。 スルッとKANSAIでは、小さなお子様も行列に参加。




反転攻勢! 6.4連合兵庫 中央総決起集会

 連合は、拡大する格差社会と決別し、安心で公正な社会の実現を目指しています。そのためには、安易に取りやすいところから取る「サラリーマン大増税」ではなく、不公平を是正する税制改革こそが必要だと考えています。
 そこで、これまで最重点課題として幅広い取り組みを展開してきた「サラリーマン大増税阻止」について、反転攻勢!6.4連合兵庫中央総決起集会・街頭行動を実施しました。
 政府・自民党が進めようとしている、公約違反のサラリーマン大増税ですが、市民への問題意識を共有して頂けるよう、6月4日(日)集会・デモが行われました。
 神戸交通は、都市交兵庫の仲間(明石・姫路・伊丹・尼崎)とともに、本部役員を中心として、8人が参加しました。

 




KOBEイルミネーションバス2006 出発式&施設巡回

 KOBEイルミネーションバスが、2006年の年末に運行しました。
 12月6日(水)午後5時から、神戸市役所1号館南で点灯式が行われました。
 そして、12月8日〜21日のルミナリエ期間のうち、延べ8日間、市内の老人施設など33箇所をまわり、約2300人の方にルミナリエの灯を届けました。

 
ばっしー君、ゆうちゃんにより、二代目イルミネーションバスに灯りがともりました。 組合員が、運転や運営にボランティアで参加して、市内を巡回しました。



  第 37 回神戸まつり「人気投票」 の結果、「神戸市交通局・神戸交通労働組合」のパレードが、パレード部門「オーディエンス賞」を受賞しました。

神戸まつりHPにくわしく掲載されています。


2007年5月12日の神戸まつり「おまつりパレード」に参加



安全・安心・快適をめざす市バスすいすいキャンペーン(2007年10月20日)
 (市バス走行環境改善キャンペーン)
 2007年10月20日(土)、メリケンパークでの市バスパレード出発式および、海洋博物館での講演・イベントに、たくさんのご来場をいただきまして、ありがとうございました。




B−FREE 交通フェスティバルin名谷車両基地2007(2007年11月4日)
 2007年11月4日(日)、名谷車両基地において、B-FREE 交通フェスティバル2007が開催されました。晴天にも恵まれ、約8,000人もの来場者があり、各ブースでも小さなお子様を連れた家族から、お年寄りの方まで楽しんでいただきました。
 BUS・SUBWAY・BARRIER−FREEの「B」を、もっと自由「FREE」に触れ合おうと始まった企画。
 これからも、市バス・市営地下鉄をよろしくお願いします。




2007「KOBEイルミネーションバス」の運行

◆趣旨◆
 阪神淡路大震災による犠牲者の鎮魂と神戸復興のシンボルとして、今年も「KOBE ルミナリエ」が開催され、これに合わせて、「神戸ルミナリエ」のあたたかい灯りを、社会福祉施設などで生活し、直接会場に行くことができない方にもお届けする「KOBE イルミネーションバス」を神戸交通労働組合の組合員を中心としたボランティアにより運行し、市内の福祉施設を訪問しました。
 この活動に、運転業務で自動車部が、また運営に高速運輸部や技術事務部の組合員がボランティアとして参加しました。
◆運行期間◆
 2007年12月6日(木)〜17日(月)のうち8日間
◆訪問予定施設◆
 老人保健施設、高齢者福祉施設、児童福祉施設、障害者福祉施設の30施設



2007ルミナリエ 販促活動

 高速運輸部の青年女性委員会による販促活動が、12月13日〜17日に行われました。すっかり名物となった山小屋風「販促ブース」に、地下鉄イメージキャラクターのゆうちゃんやトナカイ君も登場しました。



クリスマス列車の運行
 市営地下鉄では、「より市民の皆様に密着した地下鉄に」との思いから、クリスマスイベントの一環としてクリスマス列車を運行いたしました。
 神戸芸術工科大学と近隣幼稚園の皆様に制作していただいたシートを車内に飾り付けるほか、可愛らしいクリスマスヘッドマークを着けた列車が西神・山手線を駆け抜けました。
 また、運行前日には、神戸交通労働組合高速乗務支部青年女性委員会の有志ボランティアにより車内に飾り付けを行いました。
◆概要◆
1.運行期間 2007年12月6日(木)〜12月25日(火)
2.運行路線 西神・山手線1編成(女性専用車両は除きます)
3.運行ダイヤ 調整中(決定次第、各駅に掲出予定)
4.シートを制作していただいた学校
神戸芸術工科大学、
神戸幼稚園、名谷こすもす幼稚園、名谷きぼうの丘幼稚園、名谷あおぞら幼稚園、たもん幼稚園、いかわ幼稚園、櫨谷幼稚園


    <ヘッドマーク>











2008年春季生活闘争・政策制度要求実現総決起集会
   連合兵庫主催の「2008春闘総決起集会」が、3月8日(土)の午前11時より、三宮東遊園地において、約2500人の組合員を結集させ開催されました。神戸交通も本部役員等7名が参加しました。
 総決起集会では、森本連合兵庫会長による主催者挨拶が行われた後、辻事務局長から「春闘情勢」についての報告等が行われました。その後、平田副委員長(兵庫交運労協事務局長)から、「格差社会是正と安全・安心な輸送サービスの確立に向けて」の集会アピール案が提案され、会場を埋め尽くした連合兵庫傘下の組合員により、満場一致で採択されました。
 総決起集会に先立ち、午前10時より同遊園地において、「ハイタク・トラック街宣行動」の出発式が開催され、約20台のタクシー&トラックが「行き過ぎた規制緩和の是正」を訴えパレードに出発しました。





第79回兵庫県メーデー神戸中央大会

 少しうす曇りの天候ではありましたが、今年の神戸中央大会は、昨年の「雨のメーデー」とは打って変わり、天気に恵まれたメーデーとなりました。
 式典は、5月1日午前10時よりファンファーレにより華々しく開会。メーデー開会宣言が発せられた後、実行委員会を代表して、森本実行委員長(連合兵庫会長)より主催者挨拶がありました。
 メーデー神戸中央大会には、各界より多数のご来賓の方々が列席され、井戸兵庫県知事、矢田神戸市長、辻民主党兵庫県連代表から、激励と連帯の挨拶がありました。
 その後、メーデー宣言が発せられた後、「STOP! THE 格差社会」と「環境・共生の社会をめざして」の特別決議の採択が行なわれました。集会の最後には、森本実行委員長の発声による「ガンバロウ三唱」が行なわれ、メーデー式典は無事終了しました。
 式典終了後、参加者は2コースに分かれ、デモ行進に出発しました。神戸交通も、市労連の仲間とともに、組合旗・支部旗を掲げながら、ゴール地点の県庁前を目指し、山手幹線をデモ行進しました。






第38回 神戸まつり「おまつりパレード」
 神戸交通労働組合は、神戸市交通局とともに1990年から、市バスの走行環境の改善を目標に、「市バス走行環境改善キャンペーン」を実施してきました。今年についても、19回目の取り組みとなる「2008市バスすいすい(走行環境改善)キャンペーン」を実施することとなりました。
 その取り組みの一環として、今年も5月18日の神戸まつり『おまつりパレート』に参加し、違法駐車追放運動・ノーマイカーデー運動等の各種取り組みの紹介と、それらの運動に対する協力・参加について市民・観衆の皆さんに対し訴えかけました。
 市バス車両等の『おまつりパレード』への参加については大変好評で、昨年の第37回神戸まつりでは、観衆からの人気投票により、パレード部門において、神戸交通労組・神戸市交通局は、上位10団体にのみ授与される「オーディエンス賞」を見事受賞。6月7日には、神戸市民祭協会(会長 矢田市長)より、賞状の授与を受けました。
 今年のおまつりパレードは、午後1時からのスタートで、78団体・約7千名が参加しました。神戸交通・神戸市交通局は、25番目の出演順で、予定の出発時間からは少し遅れたものの、委員長・局長等の関係者に見送られ、午後2時45分に無事出発しました。
 今年のパレードについても、例年同様、青年女性委員会メンバーによる「ばっしー君」「ゆうちゃん」の着ぐるみが参加するとともに、横断幕やプラカードでは、今春に新規採用されたばかりのBM、駅掌のフレッシュメン&フレッシュウーマンの組合員の皆さんにも参加いただき、若さみなぎるパレードとなりました。
 車両パレードには、子供たちに人気の「ばっしー君カー」や、「ゆうちゃんカー」をはじめ、昔懐かしいボンネットバス、環境・福祉に配慮した中型CNGノンステップバスや、シティ・ループバスが参加。ボンネットバスとシティ・ループバスには、「市営交通友の会」会員の中から、抽選で選ばれた11組40名(大人25名・子供15名)の皆さんにもご乗車いただき、労使による取り組みの枠を超え、市民・利用者と一体となった運動を展開することができました。






2008市バスすいすいキャンペーン
 2008年度は、10月20日〜11月15日までをキャンペーン期間とし、市バスの走行環境改善キャンペーンを進めてきました。
 最終日となる11月15日(土)には、須磨パティオお買物広場においてイベントを開催し、市民の皆様に市バス走行環境改善PRを行ないました。
●バス展示 10:00〜16:00
 ボンネットバス
 

 CNGノンステップバス
 

 シティ・ループバス
 

 ばっし君カー&ゆうちゃんカー
 

●福祉体験授業の思い出作品展(神戸市立東落合小学校)
 (神戸市立東落合小学校)
 
 

 (神戸市立妙法寺小学校)
 
 

●「迷惑駐車の実態」パネル展
 
 

●式典
 神戸市を代表して挨拶する鵜崎副市長
 

●お笑いミニステージ
 ものまねの「しずちゃん」や「島丈八さん」
 




2008KOBEイルミネーションバス

【点灯式】2008年12月3日(水)17:30〜18:00
 場所 須磨パティオ 駅前広場


【施設訪問】2008年12月4日〜12月15日
「KOBEイルミネーションバス」は、市バスにルミナリエをイメージした電飾を施し、神戸ルミナリエの会場に直接足を運ぶことが困難な福祉施設の利用者の皆さんにあたたかな灯りをお届けしました。
市内の特別養護老人ホームなどの福祉施設等31か所を訪問しました。